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THERMORender 2021

屋外熱環境と屋内熱負荷計算を併せ持った、戸建て住宅から街区規模までシミュレーションを行えるVectorworksをプラットホームとする屋内外統合熱環境シミュレーションツールです。
ヒートアイランド現象や、生活環境に影響を与える建物や地表面の表面温度を算出し、それをビジュアルに表現します。さらに「MRT(平均放射温度)やHIP(ヒートアイランドポテンシャル)の算出」「建物の熱負荷計算」「CO2排出量の計算」まで行うことができます。

2021年1月13日発売

AA107GZ  

税込組価 ¥ 154,000 本体価格 ¥ 140,000

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AA107H0  for OASIS スタンドアロン版(加盟校専用購入申込書は学校にお問い合わせ)

税込組価 ¥ 110,000 本体価格 ¥ 100,000

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※ 加盟校専用購入申込書については学校の担当部署にお問い合わせください。

価格は予告なく変更される場合があります。
インストール条件については、各ソフトウェアの利用許諾書を必ずご覧ください。
学生 マークが付いている商品のご注文はWEBからは出来ません。詳しくはこちらをご覧ください。

製品特徴

デザインワークフロー



使いやすいモデリング


モデリングに、他の解析系製品のように使いにくい専用の作図ツールを利用する必要はありません。
THERMORenderは、デザインCADとして定評の高いVectorworksを利用しているため、自由にモデリングを行うことができます。また、Vectorworksの持つ建築分野向けの機能を利用することで、短時間かつ効率よくモデルを作成することが可能です。さらに豊富なデータ互換機能を利用し、DWGやDXFなどを取り込んでモデルを作成できます。
また、GISから取り出したShapeファイルをもとに、3D化と部位仕様の設定が同時に行えます。Shapeファイルでなくとも、高さなどのレコードが付加された2Dオブジェクトでも可能です。

GISから取り出したShapeファイルをもとに3D化

簡単に設定できるデータ設定済み部材


THERMORenderには、あらかじめ熱物性値データがプリセットされた建材が100種類以上登録されています。
また、これらを組み合わせた「壁」や「屋根」、熱負荷計算に用いる「床」なども登録されているため、3Dモデルに設定するだけで簡単にシミュレーション用モデルを用意することが可能です。もちろん、個々の材料を組み合わせて新たな断面を追加したり、全く新たに材料を作成することも可能です。

 

より現実に沿った気象データ


気象条件を細かく設定することが可能です。全国主要5都市(東京、名古屋、仙台、大阪、福岡)4シーズン分の標準的な気象データを搭載し、作業の手間を軽減できます。
さらに、気象データ変換機能を利用し、「気象庁WEB気象データ」や「拡張アメダス気象データ」「標準気象データ」を取り込み、シミュレーションに利用できるため、地域性を考慮したシミュレーションが行えます。

ビジュアライズ



3Dビジュアル表現


3Dビジュアルでは屋外表面温度を表現でき、あらゆるアングルから対象物・敷地を見ることが可能です。温度レンジもダイアログ調整が可能なため、季節、時間に合わせて表示切り替えを行うことが可能です。この熱収支計算を元に、さらに詳細な熱環境指標や建物エネルギー計算を行うことができます。

15分間隔の温度変化計算

3Dビジュアルでは、15分間隔の任意時間で表面温度表示が可能なため、時間経過に沿った変化が確認できます。

屋外熱環境指標の算出


敷地や街区が周辺環境に及ぼす熱環境負荷の指標であるHIP(ヒートアイランドポテンシャル)を表面温度計算結果から算出し、テキストとグラフで表示することが可能です。HIPの算出単位は「℃」と、一般的な熱量単位である「W/m2」で算出できます。
また、作成した3Dモデル空間上で、任意の高さのMRT(平均放射温度)の分布画像を作成できます。地表面や人体など、指標に必要とする具体的な高さでの温度分布が確認できます。

HIP(ヒートアイランドポテンシャル)
MRT(平均放射温度)分布図

建物熱負荷計算


建物内部の熱負荷を低減することは、室内の熱的な快適性に加え、空調システムが使うエネルギー消費量に直接影響してきます。建物熱負荷計算機能によって、断熱材の位置や使う素材の厚み、開口部の大きさ等、あらゆる影響がシミュレーションにより検討できます。
また、屋外環境の影響を考慮に入れた計算が可能なため、例えば、建物の熱負荷に配慮した周辺の緑化や、屋上・壁面緑化の効果を検討することもできます。

建物屋内環境は、屋外からの外的要因に大きく左右されます。特に日射の影響は大きく、この要素をコントロールすることで建物熱負荷量や空調機のエネルギー消費を抑制することが可能です。また屋外の熱、特に外壁面の熱を室内側へ伝えないことも重要です。 THERMORender は、屋外環境から室内環境へ連続的に繋がる物理現象をVectorworks上で操作・確認し、生活環境をデザインできる数少ないデザインシミュレーターです。

シミュレーション



新しい都市デザイン

都市に潤いを与える都市緑化デザインは、人工物に囲まれ熱容量が大きく、水辺の少ない都市部においては重要な環境装置と言えます。これまでは主に景観設計として捉えられてきた都市緑化手法も、今後は地域環境・地球環境にとって大きく貢献する要素を含んだ環境設計、計画手法になります。
THERMORenderでは、緑化前後を比較し、街区のすべての表面から大気に放出される顕熱量(HIP)の差を確認することができます。さらに建物エネルギ-消費量計算から算出される人工排熱量と、表面からの顕熱量(W/m2)を合算することで、この街区全体から放出される大気顕熱負荷量を得ることが可能です。

地上部と屋上を大幅に緑化したシミュレーション例


現況では、ほとんどの建物屋上部が60℃を超える表面温度であるのに対し、緑化後では、約20℃も表面温度が下がっています。これは、屋上緑化によるものですが、屋上緑化は、さらに建物内部に伝わっていく熱量も減らし、建物上層階の室内熱負荷低減に寄与します。

グリーンファクトリー

地球温暖化対策は、新たな計画建物や計画街区だけのものではありません。既存建物でも大きな課題の一つであり、適切な改修は屋内環境を快適にし、それによって空調などの運用経費を軽減できるメリットもあります。
このシミュレーションは、約3,000平方メートルの物流倉庫の利用用途が変わったとの想定シナリオから、グリーンファクトリー改修を計画し、その結果からどれくらいの効果が得られるか、街区の全表面からの顕熱量(HIP)、建物熱負荷量、建物エネルギー消費量、CO2排出量を算出して評価したものです。

緑化手法の効果を多角的に検証


断熱効果の少ない折板屋根を屋上緑化し、壁面緑化を行い、大型自動車の待機場所に保水性舗装を行うことで、大気顕熱負荷の指標であるHIPがピーク値で約10℃低下しました。
建物顕熱負荷量でも、大幅な低減が確認でき、屋上緑化の断熱効果が効果的に機能していることが見てとれます。これにより空調システムもこれまで以上に効果的に機能するであろうと予測。建物エネルギー消費量計算では、エネルギーの消費量と共に、CO2の排出量の低下も確認でき、緑化手法の効果が多角的に検証できました。
電力やガスなどのエネルギー消費量の削減、CO2の排出量の削減は社会的要請度も高く、対応が迫られていますが、周辺の熱環境を考えない室内で完結した省エネ設計では、環境負荷低減を唱うにはやや弱く、その点、このシミュレーションにより、緑化手法では両方をバランスよく考慮していることが確認できました。

商品詳細
動作環境

《Win》Vectorworks 2021シリーズの動作環境に準拠
《Mac》Vectorworks 2021シリーズの動作環境に準拠
※Vectorworks Fundamentalsでは動作しません。
※動作環境の詳細:https://www.aanda.co.jp/products/ThermoRender/price.html

●HIP(ヒートアイランドポテンシャル:当該敷地が大気に対してどれくらい熱的負荷を与えているかを評価する指標)をテキストデータとグラフで算出可能●全方向から受ける熱放射を、平均化して温度表示する「MRT(平均放射温度)」をサーモグラフィーにより視覚化することで、屋外空間のどの位置で熱放射を多く受けるかをビジュアルで確認●シミュレーション用モデルを任意の精度でメッシュ化●THERMORenderで計算された建物熱負荷を基に、街区全体、または建物が消費するエネルギーを算出可能●ダウンロード版●「Vectorworks Architect 2021 スタンドアロン版」「Vectorworks Landmark 2021 スタンドアロン版」「Vectorworks Spotlight 2021 スタンドアロン版」「Vectorworks Designer 2021 スタンドアロン版」専用プラグイン(Vectorworks Fundamentalsには未対応)

【インストール条件・購入条件】
●教育機関向けライセンス●Vectorworks用プラグインのため、ご利用にはVectorworks 2021が必要●OASIS(Vectorworks教育支援プログラム)版は、OASIS加盟学科に通われている生徒、教職員の方のみ購入対象(専用の申請書が必要、対象校の方は学校の担当教員の方にお問い合わせ)●Vectorworks 学生単年度版での利用は不可●1ライセンスにつき、PC2台までインストール可能(同時起動は不可)●ダウンロード版(別途オプションのメディアあり)

販売元: エーアンドエー
URL:https://www.aanda.co.jp/

関連記事・情報
◆Vectorworks 2021シリーズはこちら(Fundamentals 2021では利用できません)
◆macOS 11.0(Big Sur)への対応状況について(メーカーサイト)

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