Fortran Builder 7.2 for Windows

NM601DD  Fortran Builder + NAG Fortran Library Mark30 USBキー ／ PU-（NPW3272NA/NLW6I30XEL）-A

¥ 294,800 本体価格 ¥ 268,000

※ Fortran Builder 7.2 for WindowsとNAG Library Mark30のセットです。Fortran Builderは初年度保守付きです（NAG Libraryには保守契約はついていません）。

NM601BN  USBキー 1ライセンス／PU-NPW3272NA-A

¥ 82,500 本体価格 ¥ 75,000

※ 専用のUSBキーが差し込まれているマシンでのみ利用可能です。

NM601BK  FL（フローティングライセンス/5年）／PF-NPW3272NA-A

¥ 108,900 本体価格 ¥ 99,000

※ 同一ネットワーク内のライセンス管理サーバーに接続されているマシンで、ライセンスされた同時利用者数の範囲内で利用可能です。

製品特徴

Fortran Builderとは

単体でFortranプログラムの作成、編集、コンパイル、リンク、実行、デバッグが行えるオールインワンパッケージです。プロジェクト単位でプログラムの作成からビルド・実行までを行います。
バックエンドのコンパイラには、プログラムチェック機能に定評のある NAG Fortranコンパイラを採用し、開発環境として安定した動作に定評があります。

シンプルな操作性とわかりやすいインターフェース

Fortran言語専用のエディタを搭載しており、キーワードの色分けや入力補完など、Fortranプログラムの作成を快適に行うことができます。
基本的には、以下の5ステップで作成から実行できるシンプルな操作性です。
　1）プロジェクトを作成する
　2）プロジェクトにソースファイルを追加する
　3）ソースファイルにプログラムを書く
　4）プログラムをビルド（コンパイル・リンク）する
　5）プログラムを実行する

※さらに詳しく　→　https://www.nag-j.co.jp/nagfor/fb/basicHowTo.htm

【Fortran Builderを3分で理解する！】

強力なプログラムチェック

NAG Fortran Builderは強力なプログラムチェック機能を持っており、Fortran標準に準拠していないコードや、初期化忘れ、引数の型の誤りなどを見つけ出します。これによりバグの温床であるプログラム上の誤りや、ポータビリティーを損なう Fortran 標準への非準拠を容易に検出します。
強力なプログラムチェック機能は、より保守性が高く移植性に優れたプログラムの作成を支援し、プログラム作成者がメンテナンスに費やす時間を大幅に削減するだけでなく、後にそのプログラムを利用する方々の時間をも削減します。
以下では、特に見つけ難いと思われるプログラム上のエラーをいくつか紹介します。 NAG Fortran コンパイラは、これらのエラーをすべて検出することができます。

検出するエラー項目
EQUIVALENCE 経由のDOループ制御変数の変更	実引数と仮引数の型の不一致
配列の範囲外参照	名前付き共通ブロックの大きさの不一致
形状引継ぎ配列の範囲外参照	大きさ引き継ぎ配列の範囲外参照
パラメタ化構造型配列の範囲外参照	ビット組込み関数への誤った引数
配列引数の寸法の不一致	整数オーバーフロー
寸法が異なる配列の代入	解放済のポインタの利用
未定義ポインタの参照	再帰的に呼び出された手続が非再帰
空状態のポインタの参照	誤った型の引数
省略された引数の参照	定数（パラメタ）引数の変更
DOループの増分値がゼロ	サブルーチン内での DO ループ制御変数の変更
文字引数の長さの不一致	割付け配列の初期化忘れ
組込拡張型代入における変数と式の型パラメタの不一致	配列の部分的な初期化忘れ
組込拡張型代入で変数と式の型パラメタが不一致の状態で代入	大きさ引き継ぎ配列の初期化忘れ
仮引数と実引数で拡張型の型パラメタが異なる	固定サイズ配列の初期化忘れ
誤った純粋手続	共通ブロックの初期化忘れ
スレッドセーフではないコードの検出	モジュール変数の初期化忘れ

e-Book
「Fortran 90/95 プログラミング入門」

大学の教育現場の授業資料に基づく、Fortran言語学習のための本格的な e-Book を搭載しています。e-Bookに掲載されているプログラム例は、Fortran Builderで直接実行することができ、体験的なFortran学習が可能です。自習や授業の教材、リファレンス的なご利用など、さまざまな場面で活用することができます。

主な新機能

Fortran 2018に完全対応しました。

● IMPLICIT NONE（EXTERNAL）が導入されました。
● IMPORT,NONE; IMPORT,ALL; IMPORT,ONLYにより、親子結合の制御が可能になりました。
● 16進数浮動小数点の入出力（EXは出力用）が導入されました。
● IEEE算術のサポートが拡張され、多数の新しい手続きが追加されました。
IEEE_FMA, IEEE_GET_MODES, IEEE_INT, IEEE_MAX_NUM, IEEE_MAX_NUM_MAG, IEEE_MIN_NUM, IEEE_MIN_NUM_MAG, IEEE_REAL, IEEE_SET_MODES, IEEE_SIGNBIT, IEEE_{QUIET,SIGNALING}_{EQ,NE,LT,LE,GT,GE}
また、IEEE_RINT関数には、全体の丸めモードを変更せずに丸めを指定できるようになるオプションのROUND引数が追加されました。
● 乱数生成器が像ごとに設定され、共有されなくなりました。乱数生成器を初期化できるようになる新しい組込み手続きRANDOM_INITが導入されました。
● そのほか、さまざまな改善が行われました。

◆Fortran Builder 7.2リリース情報　https://www.nag-j.co.jp/nagfor/releaseSummary7.2.html

【基本的な使い方】

◆さらに詳しく　→　https://www.nag-j.co.jp/nagfor/fb/index.htm

NAG数値計算ライブラリ（NAG Library）

バンドルセットの「NAG数値計算ライブラリ（NAG Library）」は、Fortran および C/C++ 用の NAG 数値計算ライブラリです。本ライブラリで提供されるルーチンはそれぞれの利用方法を示すExampleプログラムが付属しています。Fortran Builderを利用すれば一覧表から目的のExampleプログラムを選択するだけで、即コンパイル・実行することが可能です。

サンプル入力データをユーザーデータで置き換える

バンドルセットで提供される各種数値計算プログラムには、それぞれサンプル入力データ（テキストファイル）が付属しています。この入力データを書き換えるだけで（プログラムコードを変更することなく）ユーザーデータを用いた数値計算が可能です。勿論、プログラムを書き換えてユーザーにとってより使いやすいアプリケーションプログラムに仕立て上げることも可能です。

◆さらに詳しく　→　https://www.nag-j.co.jp/naglib/nl/index.htm

商品詳細

動作環境	Windows 10/11 ※詳細についてはhttps://www.nag-j.co.jp/nagfor/fb/を参照 ※Linux版、Mac版は統合開発環境が含まれないNAG Fortran Compilerとして販売（Compilerの互換性あり） ※ライブラリセット版の保守契約は別途加入の必要あり（任意）

●日本語対応●Fortran77/90/95/2003/2008/2018対応●Fortran 2018のすべての機能をサポート●固定形式から自由形式への自動変換機能●GUIアプリケーションの開発可能なGTK＋採用●LAPACK（日本語ウィザード、マニュアル完備）●Co-Array（共配列）に対応●Fortran 202xの最新機能「半精度浮動小数点に対応」 ●サブモジュール（モジュールを複数に分割できるFortran 2008の機能）をサポート●エディアン変換サポート●「Fortan90/95学習」日本語eBook搭載●2D/3Dプロットアプリケーション● DLL作成用プロジェクト●OpenMP並列計算対応●初年度保守付き（バンドルのNAG Libraryは保守なし／別途お問い合わせ）●保守の内容：ヘルプデスクに製品についてメールで問い合わせ（ユーザープログラムのデバッグや開発に関するご質問はサポート対象外）／無償でライセンスの乗せ換え／USBキーの破損時に無償で交換（１ライセンスあたり１回／年）

【インストール条件・購入条件】
●USB：付属USBキーでライセンス認証●フローティング：ローカルネットワーク内のPCへインストール可能（ネットワーク内同時1台利用）

販売元： 日本ニューメリカルアルゴリズムズグループ
URL：https://www.nag-j.co.jp/

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