Igor Pro 10
豊富な解析機能を誇るグラフ作成ソフト
2025年10月16日発売【注】今バージョンよりWindows版のみとなります
▶︎ Igor Pro Mac版開発中止について(開発元サイト:英語)
グラフ作成、データ解析、プログラミングツールをまとめた統合ソフトです。マクロ機能によりルーチン作業を効率的に処理できます。カーブフィッティング、ピークフィッティング、波形解析、画像解析、統計処理などの解析機能を搭載し、微分・積分、畳み込み、FFT、ウェーブレット、行列演算など多くの関数をサポートします。Ver.10では、新しいコマンドや関数、Python組み込みサポートを含む数百の改良点が含まれます。
価格は予告なく変更される場合があります。
インストール条件については、各ソフトウェアの利用許諾書を必ずご覧ください。
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- 製品特徴
グラフ作成機能
カスタマイズ性に優れた X-Y(ライン、マーカー、エリアおよび棒)プロット、等高線プロット、イメージプロット、カテゴリプロットなどがあります。3D空間における任意分布の位置を示す3D散布図、多くの3Dプリミティブで構成された3Dシーンがレンダリングされた3Dオブジェクトプロット、データの一部を通るスライスをひとつ以上表示することによって3Dデータを可視化する時によく使われるボリュームスライスなど、2Dや3Dのさまざまなグラフを作成することができます。これらのグラフ形式のすべて、またはいくつかを、ひとつのグラフウィンドウ内にまとめて表示することも可能です。
グラフ内のそれぞれのマーカーの色とサイズの変化が
地震の震源の深さとマグニチュードを表すXYプロット経度(X))と緯度(Y)に対する標高(Z)の疑似カラー
イメージプロット

マトリックスデータまたはXYZトリプレットデータから
作成する等高線プロットデータの一部を通るスライスをひとつ以上表示して
3Dデータを可視化するボリュームスライス

複数のグラフをひとつのグラフウィンドウ内にまとめて表示できます。

データ解析機能
回帰分析(Curve Fitting)、ピークの測定(Peak Analysis)、信号処理(Signal Processing)を始めとするデータ解析および、統計解析のための豊富な操作関数、関数、パッケージを搭載しています。
特に回帰分析はIgor Proの最も優れた解析機能のひとつで、線形および一般的非線形回帰分析、一般的な回帰組み込み関数、組み込み関数に対する自動初期値推定、多様なユーザー定義関数による回帰分析、格子状または多重列データとして独立変数をいくつも含む関数による回帰分析、波形またはXYウェーブの部分領域への回帰分析、誤差の推定、重み付けのサポートなどさまざまな機能があります。
回帰分析ダイアログ(Curve Fitting) ピークの検出(Peak Finding) 

フーリエ変換 関数のプロット(Plotting of functions) 

主な新機能
Python
Igor Pro 10では組み込みのPython統合機能が導入され、Pythonコードを直接実行したり、IgorとPython間でデータを交換したりすることが可能になりました。ユーザーは、Igorの数値解析、データ可視化、データ管理ツールの機能を、Pythonプログラマーが利用できる豊富なサードパーティ製ライブラリ群と組み合わせて活用できます。
igorpro Pythonモジュールは、ウェーブ、データフォルダー、変数、文字列などのIgorデータへのアクセスと操作のためのAPIを提供します。構文ハイライトとコード補完機能を備えている組み込みの PythonコンソールでPythonコードを直接実行できます。
Pythonコンソールに加え、Igor Pro 10では、Igorプロシージャコードおよびコマンドラインから使用できるPythonおよびPythonFileコマンドを提供します。Pythonコマンドは 1 つのPythonコマンドを実行するために使用できますが、PythonFileはIgorからPythonスクリプト全体を起動するために使用されます。もちろん、どちらのコマンドもNumPy配列などのPythonオブジェクトをIgorに戻し、ネイティブのIgor型に変換することができます。
カメラとハードウェアのコントロール
新しいMMI XOPは、広く使われているμManagerプロジェクトを利用しており、科学用カメラ、光源、シャッター、フィルターホイール、XY 軸および Z 軸ステージなど、幅広いハードウェアをコントロールすることができます。デバイスアダプターの一覧と使用方法の概要は、micro-manager.orgで見ることができます。
例えば、MMIを設定すると、わずか7つの命令で、IgorはMicro-Managerでサポートされているカメラから画像を取得し、その画像をウェーブに読み込み、表示させることができます。
プロシージャウィンドウの向上
Igor Pro 10は、以下の新機能によりプログラミングの生産性を向上させます。
⚫︎ 構文ハイライトの改善
⚫︎ コード補完の改善
呼び出し関数内でその名前をクリックすることで、呼び出されるユーザー定義関数にジャンプします。
コードの折りたたみ
描画ツールの向上
⚫︎ ポリゴンとベジエ曲線の編集が強化され、制約条件の改善、頂点スナップ機能、コンテキストメニューの拡充、操作をガイドするヒントシステムが追加されました。
⚫︎ グラフに追加された描画レイヤー ProgTop と UserTop により、注釈の上から描画が可能になりました。

- 商品詳細
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動作環境 IgorPro 10(Windowsのみ)
CPU:IntelおよびAMD/Windows 10(ビルド1809以降、64bit)/ 11(64bit)
※ Windows ARMマシン(64bit)へのインストールや動作環境の詳細はこちら:https://www.hulinks.co.jp/software/da_visual/igor/section03●ウィンドウリストからレイアウトにドラッグ、もしくはウィンドウリストを右クリックしてアイテムを選択するだけで、選択したグラフ、テーブル、ギズモウィンドウをページレイアウトに追加●プロシージャブラウザを使用することで、シンボル(関数、マクロなど)をすばやく検索およびフィルタリング可能●科学研究に利用される画像解析アプリケーションの機能が備わっており、画像の取込から表示および処理にも対応●画像のフィルタリング、操作、粒子解析および定量化のためのパワフルな画像処理操作関数を搭載●ダウンロード版
【インストール条件・購入条件】
●Igor Pro 10のインストーラは英語版・日本語版共通/OSの言語が日本語の場合、Igorのインターフェースの言語は自動的に日本語に切り替え(英語にする場合は「その他設定」ダイアログで変更)●登録された1人のユーザが1台のPCにインストールして使用可能●自宅のPCやノートPCなど、2台目のPCにインストールすることも可能(同時起動不可)●学生版は、学生個人のPC1台にインストール可能(研究室や所属機関所有のPCへのインストール不可/校費購入不可・研究室での使用や校費購入の場合は教育用価格が適用されるので注意/学生証のコピー必要/年間ライセンスでアップグレード不可/譲渡不可)●【注意】国立研究開発法人などの研究機関、文部省が設置した研究所、博物館、天文台、大学共同利用機関等はアカデミック価格の適用外のため、一般価格適用●マルチユーザライセンス、アップグレードは別途お問い合わせ販売元: ヒューリンクス
URL:https://www.hulinks.co.jp/ - ◆Igor Proのライセンスについて(メーカーサイト)
◆サポート情報はこちら(メーカーサイト)
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