Tecplot 2023 Academic Bundle
流体(CFD)の可視化と数値シミュレーションの可視化
2023年9月1日発売大規模なデータセットを処理し、ワークフローを自動化し、パラメトリックな結果を視覚化できるCFD (数値流体力学)可視化および解析ツールセットです。技術的な意思決定を素早く行い、XYプロット・ 2Dプロット・3Dプロットを統合し、正確にプロットされた画像とアニメーションを用いて結果を伝えられ ます。複数ページ機能を備えたマルチフレーム環境で、解析結果のレポート作成や比較を実行します。
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- 製品特徴
CFDエンジニアが扱うシミュレーションの数は増え続け、グリッドサイズは大きくなり、データセットはリモートに格納されるようになりました。大規模なデータセットを処理し、ワークフローを自動化し、パラメトリックな結果を可視化するためには、適切なツールが不可欠です。
Tecplot 360 は、大規模なデータセットを処理し、ワークフローを自動化し、パラメトリックな結果を視覚化することができるCFD(Computational Fluid Dynamics:数値流体力学)可視化および解析ツールセットです。技術的な意思決定を素早く行い、XY プロット・2D プロット・3D プロットを統合し、正確にプロットされた画像とアニメーションを用いて結果を伝えることができます。複雑な実験結果を分析
● Tecplot、FLUENT、PLot3D、CGNS、OpenFOAM、FVCOM、VTUデータ、その他22種類のCFD、FEA、構造解析、業界標準のデータ形式を読み込み
● 複数ページ機能を備えたマルチフレーム環境で、解析結果のレポート作成や比較を実行
● ユニークなリンク機能を使ってXYプロット、極座標プロット、2D/3D プロットを理解
● ビデオプレイヤー型のコントロールによる非定常解のアニメーション化と段階的再生
● スライス、等値面、ストリームトレース・ツールによるインタラクティブな探索
● 渦核、衝撃面など流れに関する重要な特性を自動的に抽出
Tecplotで作成されたプロットギャラリー ▶https://www.hulinks.co.jp/software/da_visual/tecplot/gallerySZLテクノロジーで10億以上の大規模なセルモデルを探索
● マルチスレッド機能によるマルチコアデスクトップシステムの活用
● SZLフォーマットで飛躍的なパフォーマンス向上を実現
183M セル CFD++ ソリューションのベンチマークの場合
ロードタイム 7.3 倍、ピークメモリ使用量 93%削減、ファイルサイズ 50%削減
● 一般的なエンジニアリング用ラップトップ PC で、大規模な有限要素データを素早く簡単に分析
工学的設計の検証
● アスペクト比、歪度、直交性、ストレッチ係数など 28 種類のグリッド品質関数を使用してグリッド品質を評価
● 同一プロット作成環境で、数値出力と実験データの正当性を確認
● Richardson補外法 (外挿補間法) により数値解精度を算出
● 流れ場のインタラクティブな探索と移動による、流れ特性とグリッドとの並びをチェック
● FSI(流体 – 構造相互作用)の可視化など、複数のモデルを同時に比較
結果の伝達と公開
● Microsoft Officeアプリケーションに画像を直接コピー&ペースト
● プロフェッショナル向けプレゼンテーション品質のベクトルおよびラスター形式でエクスポート
● Tecplot 360独自のマルチフレームレイアウト・ワークスペースを使った、複数のタイムリンクされたプロットを同時表示
● PowerPointやWeb用に最適化されたアニメーションの作成
● LaTeXを使用して、プロットに数式と数学的表記を組版
定型作業の自動化
● Python API、PyTecplotを使用して、インタラクティブにまたはバッチでワークフローを自動化
● 画面上の動作を実行可能なPythonコードに直接記録
● レイアウトとスタイルファイルを使って、異なるデータセットに同一プロットのスタイル属性とレイアウトを即座に適用
● 100種を超えるマクロ関数を利用して、一般的な分析とプロット作業を自動化
TecPLUS(保守サービス)の期間中のみ利用可能
PyTecplot
データへ直接アクセスし、Pythonスクリプト言語ですべてのTecplot機能を利用することができます。PyTecplotは他のPython互換ツールと完全統合されているため、Tecplot 360がエンジニアリングエコシステムの一部になります。
・1 種類のスクリプト言語で、複数のエンジニアリングツールを使用するワークフローを自動化
・あらゆる CFDデータセット上で詳細計算を実行
・CFDデータに直接アクセスしてカスタム分析
・あらゆるデータタイプを読み込み
・値、図形、アニメーションを CFDデータセットから直接抽出
・Tecplot 360を他のツールやプロセスに接続SZL Server
SZL Serverは、HPC、データサーバー、またはリモートファイルストア(Amazon AWSなどのクラウドリソースを含む)にインストールされる軽量アプリケーションで、高速かつ安全なデータ転送が可能です。サーバー側でSZLテクノロジーを活用して、特定のプロットの生成に必要なデータのみを転送します。シミュレーション結果はSZLファイルフォーマット(.szplt)に変換しておく必要があります。
※サーバー側は Linux のみ、クライアント側は Win/Mac/Linux で動作します。
Chorus
Chorus独自の機能で、複数のシミュレーションから大量のデータセットを探索し、結果を比較し、システム全体のパフォーマンスを評価することができます。Chorusのツールは多くのシミュレーションやテストデータセットを実行・生成するエンジニアを支援します。
Chorus の利用例:
・デザインの最適化
・空気力学的データベースの開発
・運用エンベロープに対するパフォーマンスの予測
・工学的問題の調査
TecPLUS(保守)について ▶https://www.hulinks.co.jp/software/da_visual/tecplot/tecplus
新機能
高次要素への対応
● CGNS、SZPLT、VTUファイルからP2、P3、P4要素の読み込みが可能です。
● TecIOには、新しい FEMixed Zone Typeを利用した高次要素を含むSZPLTファイルを書き込むための新しいAPIが含まれています。
● 高次要素は、基底関数を用いて選択的かつ再帰的に細分化され、高精度な結果を提供します。
● サブディビジョンの数は、プロットサイドバーの新しいオプションを使用してフレーム単位で定義することができます。サブディビジョンのレベルが高いほど、より正確な結果が得られますが、より多くのRAMと処理時間を必要とします。
高次要素にTecplotを使用する利点
出力ファイルが小さくなります。多くの高次要素コードでは、あらかじめ細分化されたグリッドを出力します。このため、シミュレーションの後処理を行わない領域であっても、ディスク上のデータサイズが大幅に増加します。Tecplot 360は、関心のある領域(等値面やスライスの領域)のグリッドだけを動的に細分化するので、コードはより少ないデータを書き込むことができます。サブディビジョンの各レベルは、セル数の約 8 倍になります。 同じCGNSのデータではParaViewより 20.8倍高速です。 密度の等値面をプロットする場合、ParaView 5.10では125.8 かかりましたが、Tecplot 360ではわずか6.0秒です。さらに、ParaViewはサーフェスデータを細分化するだけなので、等値面は精密化されません。4 レベルのサブディビジョンでは、Tecplot 360 は 65.5秒しかかからず、より正確な結果が得られ、しかも 2 倍近く高速です。 一般に、等値面やスライスの定性的なプロットには低いレベルのサブディビジョンで十分です。高いレベルのサブディビジョンを行うこともできますが、違いを確認するのが難しいため、余分な精度に費やす必要はありません。
- 商品詳細
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動作環境 対応機種については https://www.hulinks.co.jp/software/da_visual/tecplot/section03を参照
※ライセンスの仕様は、https://www.hulinks.co.jp/software/da_visual/tecplot/licenseを参照●動画出力にFlash(SWF)、MPEG-4、WMV、PowerPoint互換AVI形式出力をサポート●XY、極座標、2D、3Dグラフ機能搭載●教育用Academic Bundle:Tecplot 360、Tecplot RSのインストールサポート対象バージョンを利用可能●Tecplot RS:油層シミュレーション結果をより確実に理解したいエンジニア向けの可視化・解析ツール●1つの統一環境に、すべての油層シミュレーションと観測データをまとめることが可能●線グラフ、2D断面図、3Dグリッドプロット等の幅広いデータ解析オプションを提供●初年度保守(TecPLUS 1年間)付●Tecplot Chorus、PyTecplot、およびSZL Serverは、TecPLUSが有効な場合に利用可能●ダウンロード版(日本語Getting Started付属)
【インストール条件・購入条件】
【シングルユーザーライセンス】●登録されたユーザーの使用限定●1ライセンスにつき1つのアクティベーションコードを発行●1つのアクティベーションコードでPC 1台にインストール可能 【ネットワークライセンス】●Single Facility:1 つの建物内または半径100km以内のLAN内限定/1台のライセンスサーバーが複数台のクライアントマシンを管理/セッション数分のライセンスが必要/ライセンス保有者のLAN内にある、動作環境を満たすべてのコンピュータにクライアントプログラムをインストール可能 詳しくは https://www.hulinks.co.jp/software/da_visual/tecplot/license 参照 【共通】●申請書には使用者の自署必要●購入時は、教育機関発行の身分証明書のコピーも必要●TecPLUS(保守)の次年度以降の更新も可能販売元: ヒューリンクス
URL:https://www.hulinks.co.jp/ - ◆保守サービス(TecPLUS)について(販売元サイト)
◆教育用「Academic Bundle」について(販売元サイト)
◆Tecplot のライセンスについて(販売元サイト)
◆デモ版についてはこちら(販売元サイト)