LISREL 11
共分散構造分析ソフト
2021年6月29日発売構造方程式モデル(SEM)、マルチレベル線形・非線形モデル、一般線形モデルを複雑な調査データやシンプルなランダムサンプルデータへ適合させます。変数の命名に柔軟性を持たせるために、変数名は、以前のバージョンの8文字と比較して、最大16文字の長さになりました。順序変数の2段階多重代入 SEM(構造方程式モデリング)が利用可能になりました。
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- 製品特徴
LISRELとは
標準およびマルチレベルの構造方程式モデリング用の64bitアプリケーションです。カテゴリ変数と連続変数に関する完全および不完全な複雑な調査データ、およびカテゴリ変数と連続変数に関する完全および不完全な単純ランダムサンプルデータに使用できます。
v11の主な新機能
変数の命名
変数の命名に柔軟性を持たせるために、変数名は、以前のバージョンの8文字と比較して、最大16文字の長さになりました。
パス名の長さも192文字まで拡張されました。(パス図も長い変数名の表示に対応しています。).PTHとパス図
.PTH ファイルまたはパス図ファイルは自己完結型になり、ユーザーはこれらのファイルを他の研究者と共有できるようになりました。
また、パス図に変更が加えられていない場合は、ファイルの保存を要求されません。順序変数の2段階多重代入 SEM
以前のバージョンでは、MCMC連続変数の多重代入法を使用し、基礎となる正規分布の仮定の下で順序変数の欠測データ値を代入していましたが、順序変数の2段階多重代入 SEM(構造方程式モデリング)が利用可能になりました。
順序変数の新しいMCMC多重代入法では、基礎となる正規性の仮定を回避し、順序変数のより信頼性の高い適合統計が得られます。2段階のSEMの例
Political efficacy data
この例は、Aish&Jöreskog(1990)で説明されている6つの政治的有効性の測定に基づいています。 データセットEFFICACY.LSFは、米国のサンプルで取得された1719件のケースで構成されています。 このデータセットの最初の数行を示します。理論的測定モデルは、6つの政治変数が政治的有効性と政治的反応性の指標であることを指定する確認的因子分析モデルです。理論モデルのパス図を右の画像に示します。 上のパス図に反映されているモデルを、10個の複数のMCMC代入の平均ポリコリック相関行列に適合させるためのSIMPLIS構文ファイルを右の画像に示します。
・1行目:生データソースを指定
・2行目と3行目:モデルの潜在変数のラベルを指定
・4行目から6行目:潜在変数の政治的有効性と政治的反応性の測定モデルを指定
・7行目:出力ファイルの結果を構造方程式モデルのLISRELモデル(LISREL出力)で指定
結果を小数点以下3桁(ND = 3)に書き込む
標準化されたソリューションを出力ファイル(SC)に書き込む
ロバストな対角加重最小二乗推定(ME = DWLS)を要求
・8行目:モデルのパス図を要求
・9行目:SIMPLISコマンドをこれ以上処理しない表示
上記のSPLファイルをLISRELで開き、[Run LISREL]ボタンをクリックすると次のPTHファイルが取得されます。
新機能について、さらに詳しく https://ssicentral.com/wp-content/uploads/2021/06/New-in-LISREL11.pdf
v10の主な新機能
単一のデータファイルを使用した複数グループ分析
これまでのLISRELでは、ユーザーはグループごとに別々のデータファイルを作成する必要がありました。例えば、分析対象のグループが8カ国で収集されたデータで構成されているとすると、複数グループの構造方程式モデルに適合するためには8つのデータセットを作成する必要がありました。
LISREL 10では、次のように定義できるグループ変数を含む単一のデータセットを使用できます。
● LISRELシステムファイル(.lsf)が開いているときにデータメニューを使用する
● 構文ファイルの任意の場所に$ GROUPS = <グループ変数名>という行を挿入します。
以下に示すサンプルデータセット「effective_4countries.lsf」では、 4か国があり、国2と国3のデータの一部を以下に示します。
1)このデータセットを複数グループ分析に使用するには、メインメニューバーの[Data]メニューを使用し、[Group Variable…]オプションを選択します
(下記参照)。2)変数のリストからCOUNTRYを選択し、完了したら[OK]ボタンをクリックします。 3-1)LISREL Examplesフォルダには、MGROUPSという名前のサブフォルダがあり、そこには次の統計手順の例が含まれています。 3-2)詳細な例については、メインメニューバーの[Help]オプションからアクセスできる「Assessment of Invariance」(「Additional Topics Guide.pdf」のセクション2)を参照してください。 LISRELをバッチモードで実行する
次のスクリプトで「.bat」ファイルを使用すると、どのLISRELプログラムでもバッチモードで実行できます。
"c:\program files (x86)\LISREL10\MLISREL10"
- 商品詳細
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動作環境 Windows 7/8/8.1/10(64bitのみ)
※64bitアプリケーション/32bit環境にはインストーラが未対応のため使用不可●PRELIS、MULTILEV、SURVEYGLIM、CATFIRM、CONFIRM、MAPGLIMといった統計分析アプリケーションも含む●LISRELとPRELISの機能を統合した事により、PRELISを使用しなくても漸近共分散マトリックスの測定と判定が可能●3段階の多平面リニアーモデル機能付き●連続結果変数のための4段階と5段階の多平面リニアーモデル機能付き●LISRELをバッチモードで起動可能●インストールサポート(日本語)あり●Standard:メーカーによる無償の技術サポート(英語・EMail)付き/Basic:メーカーによる技術サポートなし●ダウンロード製品
【インストール条件・購入条件】
●アカデミックライセンス(1年間)は、学術研究や非営利目的での利用限定●Standard版:1ライセンスにつき、2台のPCにインストール可能(共有禁止)/同時起動可能●Basic版:1ライセンスにつき、1台のPCにインストール可能(共有禁止)販売元: JUCA, Inc.
URL:https://www.academic-soft.com/ - ◆LISRELについて詳しくはこちら(メーカーサイト:英語)
◆新機能について(メーカーサイト:英語)