RF Toolbox
無線周波数(RF)コンポーネントのネットワークを設計、モデル化、解析、可視化するための関数やオブジェクト、アプリが用意されています。無線通信、レーダー、信号の整合性に関するプロジェクトで使用できます。「MATLAB」用オプションです。
ライセンス形態に「コンピュータ指定」が追加されました。(2016年7月1日)
価格変更になりました。(2018年1月1日)
価格は予告なく変更される場合があります。
インストール条件については、各ソフトウェアの利用許諾書を必ずご覧ください。
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- 製品特徴
RFネットワークの設計
RFコンポーネントのネットワークを構築することができます。小信号周波数応答の計算に加えて、カスケード コンポーネントに関する入力および出力反射係数、安定度係数、雑音指数、3次インターセプト ポイント(IP3)も計算します。
RF Budget Analyzerアプリで解析されたRFチェーンの例です。Sパラメーターを使用して特徴付けられたフィルタ、ミキサー、アンプはカスケード接続されます。また、「結果」の電力、ゲイン、雑音指数、IP3、SNRは、動作周波数とインピーダンスの不一致を考慮して、各段階で計算されます。
有理関数を使用したモデリング
RF Toolboxを使用した場合、同等のラプラス伝達関数によって、周波数領域で定義されたデータ(Sパラメーターなど)を近似することができます。例えば、シングルエンド伝送線路と高速差動伝送線路を有理関数を使用してモデル化できます。このタイプのモデルとしては、バックプレーンやプリント基板を使用して、高速半導体デバイスの信頼性の高い接続を目標とした場合に、シグナル・インテグリティ技術に有効です。
測定された S パラメーター(赤)から作成される有理関数モデル(青)の周波数応答(左)。モデルは、符号間干渉を解析するための Communications System Toolboxを使用して、2Gbpsで動作しているバックプレーン(中央)をモデル化し、アイ ダイアグラム(右)を作成するために使用されます。
- 商品詳細
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動作環境 《Win》IntelまたはAMD x86-64プロセッサ/Windows 7 SP1/10(64bit)/Windows Server 2016/2019
《Mac》Intel x86-64プロセッサ/macOS 10.12/10.13/10.14
《Linux》Ubuntu 14.04 LTS/16.04 LTS/18.04 LTS/18.10 /Red Hat Enterprise Linux 6(minimum 6.7)/7(minimum 7.3)/SUSE Linux Enterprise Desktop 12(minimum SP2)/Desktop 15/Server 12(minimum SP2)/Server 15/Debian 9
[全プラットフォーム共通]HD空き容量:5-8GB以上(SSD推奨)/RAM:4GB以上(8GB以上推奨)
※製品アクティベーション用:電子メール(必須)とインターネットアクセス
※動作環境詳細:https://jp.mathworks.com/support/sysreq.html
(特に、オプション構成に関しては必ずご確認ください。)
※https://jp.mathworks.com/products/availability.html#DF
※MATLABの動作環境に準拠●フィルター、伝送線路、アンプ、ミキサーといったRFコンポーネントのネットワークを構築●S パラメーターの計算、S、Y、Z、ABCD、h、g、Tネットワーク パラメーター間での変換、方形プロット、極座標プロット、Smithチャートを使用したRFデータの可視化を実行●同等のラプラス伝達関数によって、周波数領域で定義されたデータ(Sパラメーターなど)を近似 ●MATLABのオプション(動作環境はMATLABと同じ)
【インストール条件・購入条件】
●利用条件は下記Webを参照●MATLABと同時購入時は「MATLAB購入時申請書」が必要●2本以上のご購入や追加購入の場合は「MATLAB見積申請書」での見積もりが必要(同一のマスターライセンスに統合)●すでにお持ちのMATLABライセンスにオプション製品を追加するには、お持ちのライセンスが保守に加入していることが必要(保守加入状況が不明な場合は、直接メーカーにお問い合わせ)販売元: MathWorks Japan
URL:https://jp.mathworks.com/ - » MATLABの日本語対応について
マスターライセンスとは
● 複数本のライセンスを一元管理するために導入された新しいライセンスの考え方です。
● すべてのライセンスを 1 つのマスターライセンスにまとめるか、複数のマスターライセンスに分けるか選択
できます(制限が適用される場合があります)。
この選択は、一元管理、購入サイクルおよび更新サイクルのいずれを優先するかによって異なります。
● 同一ライセンス内の保守サービス更新は各ライセンスの導入時期にかかわらず1回で行われます。
● 同時購入割引が適用されたインディビジュアル、コンピュータ指定ライセンスは同一のマスターライセンス
にまとめられます。
詳しくはコチラ → http://jp.mathworks.com/help/install/license/master-licenses.html
【ライセンスについて】ライセンスオプション
説明 インディビジュアル 1名のネームドユーザのみ使用可能です。スタンドアロンでの利用限定で、ライセンスを付与されたネームドユーザが各PCでソフトウェアを使用する唯一のユーザであれば、職場、自宅、研究室のPCおよびノートパソコンなど最大4台までインストール可能ですが、製品へのアクセスや操作は1名のネームドユーザのみしか行えません。ネームドユーザーは、同時に2台までのPCで使用可能です。 コンピュータ指定 1台の指定されたPCにのみインストール可能です。ターミナルサーバーへはインストールできません。製品はPCのコンソールから操作する必要があります。リモートでの操作はできません。複数のユーザで利用が可能です。 コンカレント 単一のFLEXnetライセンスマネージャに接続されている任意のPCで同時起動できます。同時利用ユーザ数が購入済みのキー数を上回ると、それ以降にソフトウェアを起動して使用することは拒否されます。
【対応表】
ライセンスオプション アクティベーション タイプ スタンドアロン ネームド ユーザ コンピュータ指定 ネットワーク ネームド ユーザ ネットワーク コンカレント ユーザ インディビジュアル 可 ー ー ー コンピュータ指定 ー 可 ー ー コンカレント ー ー ー 可
※教育機関向けライセンスでは、一部サポートされていないライセンスオプションまたはアクティベーションタイプがあります。