Maple 2017 大学生協版
科学・技術・工学・数学に関する統合的計算環境
2017年8月3日発売
エンジニアリング業務のために、ポータル画面が設けられ、エンジニアリング領域でよく使われる例題や計算、トピックスなどに簡単にアクセスできます。また、コマンドを使わずに、式を専用ウィンドウに入力するだけで、そのグラフを描くことも可能です。
価格は予告なく変更される場合があります。
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- 製品特徴
計算過程の可視化
Mapleが数式を認識し、問題を解く全計算過程をコンピュータ上で表現します。 数学・物理学・工学の問題を数式によって定義し、それをコンピュータで計算可能な形に変形、また、代入等の操作を行って解き、最終的にはわかりやすく美しいグラフとしてアウトプットしたり、数値解として表すことができます。
他のツールや外部環境との連携
外部環境と連携して計算機能を強化し、さまざまなSTEM(※)計算のプラットフォームとして活用することにより、ハイブリッドな計算環境を構築することができます。
※ STEM----Science, Technology, Engineering, and Mathematics.
Mapleのプログラムコードや計算式を各種プログラミング言語に変換できるので、Maple言語を他のプログラミング環境への移植作業も簡単に行えます。
技術文書化
記号による式定義、式変形、さらに数値計算、可視化処理までをシームレスに実行することができます。数式の記述や図表の挿入のほか文書内を章や節(セクション)を用いて整理したり、標準機能であるクラウドストレージ MapleCloud を介してMapleの技術文書をユーザ間で共有することも可能です。
計算、設計アプリ開発
Mapleの計算プログラムとGUIコンポーネントを組み合わせて、Maple上に対話型の計算環境(=計算アプリ)を構築できます。ユーザは複雑な計算プログラムを組むことなくアプリを作成し、結果とパラメータの関係を目で見て直感的に理解できます(埋め込みコンポーネントを使用して簡単にアプリが作成できます)。
Maple 2017の新機能
エンジニア用ポータル画面の追加
エンジニアリング業務のために、ポータル画面が設けられ、エンジニアリング領域でよく使われる例題や計算、 トピックスなどに簡単にアクセスできるようになりました。
サンプルアプリケーションなども提供されています。
【エンジニアリングポータル画面】
グラフ機能の追加
グラフ上で交点をピックしてその座標を表示したり、グラフ描画のコマンドを入力せずに、数式を入力するだけでグラフを表示することができます。
ワークシートのセキュリティ強化
Mapleワークブック内に保存されたワークシートに、パスワードを設定することができます。 ワークシートはパスワードが設定されていても実行可能です。
その他
・有限群の指標表を計算する新しいアルゴリズムが追加されました。
・量子力学や分子物理学、一般相対論等の応用でよく用いられる4種のAppell関数のサポートが追加されました。
・境界条件を持つ偏微分方程式を解く新しいアルゴリズムが幾つか追加されました。
・テンソル、非可換演算のサポート機能などが改良されています。
・単位系の新しいモードが追加され、適切な単位を選んだり、未定義変数に単位を持たない量を設定できるようになり
ました。
・仮定条件を含む計算の能力と対象範囲が大幅に拡充されました。
・グレブナー基底を使った多項式系の解法が高速化されました。
・巨大な多変数有理式を簡単化できるようになりました。
◆さらに詳しく.....
・Mapleについて:http://www.cybernet.co.jp/maple/product/maple/
・Maple 2017の新機能:http://www.maplesoft.com/products/maple/new_features/index_ja.aspx
- 商品詳細
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動作環境 《Win》Windows 7/8.1/10(32bit, 64bit)
《Mac》Intel PC/OS X 10.10/10.11/macOS 10.12(すべて64bit)
《Linux》Red Hat/SUSE/Ubuntu(64bit)(使用バージョンの詳細は、下記URLを参照)
[共通]CPU 1GHz以上/HD空き容量:4GB以上/RAM:4GB以上
※動作環境の詳細は、 http://www.cybernet.co.jp/maple/product/system/maple.htmlを参照●計算結果を手軽にLaTeX、Fortran、C言語、MATLABなどにコード変換可能●MATLAB、Excelなどへ変数やデータのやり取りが可能●計算過程の文書を記述可能●マウス操作のみでグラフ描画可能●高度な数学機能(群論、多面体集合、多種多様な関数)と機能の改良(さまざまなデータを一括管理できるワークブック、熱物性データパッケージの追加等でSTEM【Science Technology Engineering Mathematics】コンピューティングを強力にサポート)●初年度保守サービス付き(次年度以降は有償で更新可能)●保守サービス:期間内最新バージョンの無償提供、技術サポートの提供など●バージョン2017.2
【インストール条件・購入条件】
●ユーザ1人の使用に限り、大学(スタンドアロン版)と自宅(ホームユース版)でのインストール可能●ネットワーク版:ネットワーク上の任意のPCから購入したユーザ数を上限として同時起動できるフローティングライセンス●購入時は申請書が必要●Linux上では英語版販売元: サイバネットシステム
URL:http://www.cybernet.co.jp/ - 一般向け製品、アカデミック版、スチューデント版に機能的な違いはありません。
» 参考資料
◆30日間利用可能な評価版のお申し込みはこちら(メーカーサイト)
◆学生さんが個人で購入するなら「Maple 学生版」
◆スタンドアロン(PC固定ライセンス)とネットワーク(同時起動ライセンス)の違いについてはこちら(メーカーサイト)
◆保守サービスの内容についてはこちら(メーカーサイト)
◆Mapleと連携してシミュレーションを行う「MapleSim」の情報はこちら