IBM SPSS Statistics Base

統計解析の初心者からプロまでが利用するスタンダードツール
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ユーザー事例&レポート

統計解析ソフト IBM SPSS活用例 「幸福学」って何だ?

SPSSを使って「幸せ」のメカニズムを解明、そのしくみとは?

前野 隆司

前野 隆司

慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科
研究科委員長・教授
工学博士

SPSS(Statistical Package for Social Science)は、社会科学やビジネス・マーケティングなどに必要なデータを統計解析するソフトウェア。1968年に米国大統領選挙の浮動票を予測するためにスタンフォード大で開発され、全世界で使われています。SPSSを活用し、「幸せ」研究を体系化した慶應義塾大学大学院・前野隆司教授を訪問し、幸福学とは何か、SPSSをいかにして研究で活用されたのかを聞きました。脳科学やロボティクス研究から幸福学へたどり着いた前野教授。昨年末にはその成果を『幸せのメカニズム』(講談社現代新書)に著しています。

幸せはいろいろ。しかし幸せの基本メカニズムは4つだけ!

―「幸福学」なんてユニークですね。どんな研究なのでしょうか?

前野 個々が幸せを追求し、世界全体の幸せにつなげるため、これまで各国で幸せ研究が行われてきました。それらは研究者の主観的な研究であり、バラバラに存在していたんです。私は多くの幸せ研究を体系化し、社会で生かせる実践的な学問として確立したいと考えました。これが私の考える幸福学です。

―企業でエンジニア(研究開発職)を経てロボットや脳の研究者へ。
なぜ幸福学を?

前野 エンジニアとして9年間、わが国の科学技術向上のため働いてきました。もちろんそれが人々の幸せにつながると思って。しかしふたを開けると、日本人の生活満足度(幸福度)は50年前と変わっていない。技術の向上や物質的な豊かさは、幸せに必ずしもつながるとは限らないのです。だったらどうすれば人は幸せになれるのか、そのメカニズムをダイレクトに研究するべきではないかと考えたのです。

―それはどのような方法ですか?

前野 「幸せって何?」と聞かれても、人それぞれ、答えようがないですよね。幸福に影響する要因はたくさんあります。「人はどんな要因によって幸せを感じられるのか?」を解明するため、1,500人を対象に29項目87個の質問を設定したアンケートを実施し、「幸せの因子分析」をしました。

―幸せになれるメカニズムは、解明できたのですか?

前野 幸せの鍵を握る因子は最終的に4つあることが分かりました。また、それぞれを分かりやすい一言で表現してみました。1「自己実現と成長」(やってみよう!因子)、2「つながりと感謝」(ありがとう!因子)、3「前向きと楽観」(なんとかなる!因子)、4「独立とマイペース」(あなたらしく!因子)です。人が幸せになるためにはこの4つを満たすことが大事だというわけです。

多数のデータが及ぼし合う関係性を分析し、幸せの要因を探る。

―とても明快かつシンプルなモデルです。ここでSPSSを活用されたのですね。

前野 アンケート結果をSPSSで因子分析(※1下部参照)しました。たくさんのデータの間で関わり合っている関係を解析する多変量解析(※2 下部参照)の一つで、そのデータが意味していることを整理して表すための軸を探す方法といえます。例えば、1「やってみよう!」因子は、「コンピテンス―私は有能である」「自己実現―今の自分は本当になりたかった自分である」といった質問に関連付けられて出てきた因子です。

―人によっていろんな幸せのパターンがあるのでしょうか?

前野 クラスター分析という手法を使って1,500人の回答者の回答の近さを計算した結果、回答者が5つのクラスター(グループ)に分かれました。その結果、4つの因子すべてをバランスよく満たしているほど幸せ度が高いということが判明しました。

データ解析に費やす時間を大幅に短縮、本来の研究に専念できる。

―SPSSはいつ頃から使い始めたのですか?

前野 20年近く前からです。SPSSは単にデータの集計を取るのではなく、それぞれが影響を及ぼし合っている複雑で大量のデータを解析し、軸となる要因を求めてくれます。何といっても使いやすい。従来は膨大な時間をかけなければならなかった統計解析が簡単な操作でできてしまうので、研究に費やす時間が大幅に短縮されました。計算に時間をとられることなく、本来の研究に力を注げます。

―学生でも簡単に操作できるのでしょうか?

前野 もちろんです。Excelなどのスタンダードな表計算ソフトが使えるくらいのレベルであれば問題ありません。「システムデザインのための統計とデータ処理」という講義の一部ではSPSSを用いています。社会学系だけでなく、文学や哲学などもっとさまざまな分野で応用ができると思います。

―これからの幸福学が目指すものは?

前野 幸福の基本構造を明らかにすることができたので、今後この成果を企業や経営、ものづくりや地域づくりや組織づくりなど、多くの分野のイノベーションに役立てたいと考えています。

画像元:講談社

幸福の因子分析のためのアンケート項目例

「非常によく当てはまる」「どちらともいえない」
など7段階で回答

幸せの4つの因子

前野教授の「SPSS」活用例

【取材協力】
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科
研究科委員長・教授 工学博士 前野隆司氏
http://www.sdm.keio.ac.jp
(取材:2014年9月)

【紹介した書籍】
「幸せのメカニズム」講談社現代新書 本体価格:800円
ISBN:9784062882385

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初心者からプロフェッショナルまで、全世界で利用される統計解析のスタンダード・ソフトウェア

IBM SPSS Statistics Base

IBM SPSS Statistics Baseの用途

  • 社会科学分野での研究やデータ分析教育、アンケート、顧客データ、医療データなど「人」に関するさまざまなデータを分析・加工
  • 分析結果やグラフ・表をExcelやPowerPoint、PDFなどに出力し、レポーティング
  • 読み込みデータのファイルサイズに制限がなく、ビッグデータの利用も可能

IBM SPSS Statistics Baseの用途

●簡単・高速でデータへアクセス

Excelなどの表計算ソフトをはじめ、各種データベースからのデータ読み込みが簡単に、早く実行できます。

●メニューから分析手法を選択

複雑な分析手法も、一覧メニューの中から選択、ボタンを押すだけでOK。データ集計・分析に多用される統計手法・分析メニューは約30種類、複雑で難解な関数入力の手間は必要ありません。多変量分析、因子分析、主成分分析、クラスター分析をはじめ、医療統計によく利用されるロジスティック回帰や生存分析、カプランマイヤー分析なども可能です(一部オプション・モジュールが必要です)。

※1 因子分析:複数の観測変数の背後にある因子(構成概念) を見出すための統計的手法。
※2 多変量解析:何らかの対象を特徴付ける変数が2つ以上ある 場合、それら変数間の関連性を分析する統計的手法の総称。

●グラフを選び分析結果を表示

高度な表やグラフも、画面のメニューを選び、クリックするだけで簡単作成!グラフの出力形式は約20種類と豊富です。

主な搭載機能

●データ集計・加工機能

記述統計:レポート/度数分布表/記述統計量/探索的統計/クロス集計表/比率統計

●分析機能

データの分解(縮約):因子分析/主成分分析
平均の比較:平均/t検定/一元配置分散分析/分散分析モデル-単純な多因子相関:2変量/偏相関/距離/回帰-線型回帰/曲線推定/ノンパラメトリック検定/多重回答分類:TwoStepクラスタ分析/階層クラスタ分析/大規模ファイルのクラスタ分析/判別分析/尺度法
MIXED-線型混合モデル/GLM-一般線型モデル/PLUM-順序回帰モデル/VARCOMP-分散成分の推定/SURVIVAL-生命表分析/LOGLINEAR/多次元分割表用の一般的なモデル/HILOGLINEAR-多次元分割表用の階層的対数線型モデル/ENLOG-対数線型モデルとロジットモデルを度数データに適合/KAPLAN-MEIER-Kaplan-Meier推定手法を使用して、ある事象までの時間を推定/COX回帰-時間依存共変量を含む比例ハザード/多項ロジスティック回帰/二項ロジスティック回帰/制約のない非線型回帰/制約のある非線形回帰/重み付け最小二乗法/二段階最小二乗法/プロビット分析

●検定

検定:ピアソンのカイ二乗検定/尤度比検定/フィッシャーの正確確率検定/クラマーのV/不確定性係-対称と非対称/ガンマ/ソマーズのD-対称と非対称/スピアマンの係数/符号検定/周辺等質性検定/マン-ホィットニーUまたはウィルコクソンの順位和検定/コクランのQ検定

●グラフ・出力・レポート機能

グラフ機能:カテゴリ型のグラフ/管理図/ヒストグラムと散布図/診断/探索プロット/ROC分析出力/地図表示機能

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商品詳細

動作環境

《Win》CPU 1GHz以上/Windows XP(32bit)/Vista/7/8/8.1(32bit, 64bit)/HD空き容量:800MB以上/RAM:1GB以上
《Mac》Intel Mac/Mac OS X 10.7~10.10/HD空き容量:800MB以上/RAM:1GB以上

●使いやすさ、分かりやすさを追求した統計解析ソフト●全世界で25万人、国内3万人が利用する統計解析のスタンダードツール●アンケートデータをはじめ、顧客購買データ、医療データなど「人」に関するさまざまなデータをより簡単に、より深く分析するためのサポートツール●DVD+ライセンス証書での納品/ダウンロード品の選択可能●Baseが含まれる推奨構成:エントリーモデル/アナリストモデル/BARTモデル/メディカルモデル/マーケターモデル/アンケートモデル/看護モデルなど、すべての構成の基本ソフト

【インストール条件・購入条件】
●同一ユーザ使用の2台までのPCにインストール可能

販売元: 日本アイ・ビー・エム
URL:http://www.ibm.com/jp/ja/

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